国内初 FIBA3x3国際審判員合格
この度、2016 7th FIBA 3×3 Referee Clinicにおいて、伊藤亮介氏が国内初のFIBA3x3国際審判員となりましたのでお知らせいたします。
◆2016 7th FIBA 3×3 Referee Clinic
日 時 : 2016年5月6 日 ~ 2016年5月9日 開催地: マレーシア・ペナン
会 場: Gurney Paragon(ガーニーパラゴン)
講 師: Edmond Ho(エドモンド・ホー)
FIBA Referee/FIBA 3×3 Senior Referee
◆参加レフェリー
伊藤 亮介(京都府S級判員)
【略歴】
NBL・NBDL担当審判員(2014~)
3×3 PREMIER.EXE審判員(2014~):2014及び2015FINALを担当
第1回3×3日本選手権(2015):男子決勝を担当
2016 Penang World Hoops 3×3 challenger:FINALを担当(7th FIBA 3×3 Referee Clinic)
なお、2016年7月に開催される、FIBA3x3 U18 Asia Championships(マレーシア)、FIBA3x3 World Tour Masters(宇都宮)にノミネーションされています。
◆伊藤審判員よりレフリークリニックを受けた所感
今回のクリニックを通じて感じたことは、講義や実技指導等のほとんどが日本国内のプレミアリーグではすでに指導されていた点であり、日本の3×3審判のレベルはアジアの中ではレベルが高いものと実感することができました。また、一方でアジア以外のチームの3×3はアジアのバスケットスタイルとは異なり、非常にスピーディーで、かつインサイドのパワープレイがうまく、さらには2m級の選手のシュート力があることには関心させられました。
3×3のRefereeとしての重要な点は、ゲーム中のPlayerとのCommunicationですが、プレイが途切れない展開の中で、”Short Sentence”で自分の言いたい趣旨を伝えることの難しさも感じました。講師であるEdmondが準決勝でコートに立って審判をしている際には、非常に的確な言葉で選手に声をかけ、非常にスムーズなゲーム運営をされていることが印象的でした。
今回感じたことを、今後の審判活動に活かすとともに、今回の経験をより多くの方にお伝えするとともに、日本の3×3のレベルアップに少しでもご協力ができればと感じております。