平成26年度3×3男子U-24日本代表チームは、8月8日(金)～10日(日)の3日間、味の素ナショナルトレーニングセンターで第1次強化合宿行いました。

　先月末のセレクションで選考させれた6名が参加し、3×3独特のオフェンスセットやチームとしての決まりごとを確認共有するとともに、フィジカルを鍛えるウェイトトレーニングや栄養管理士による食事の摂り方・正しいプロテインの知識などを学ぶ時間も設けられ、世界戦う為のオフコートでのトレーニングも行われました。

　また3日目には、平成26年度3×3日本代表チームの落合 知也選手、鈴木 慶太選手、海老原 奨選手が練習に加わり、U-24代表チームと試合形式で対戦。U-24代表チームは、3人の相手に対して4戦4敗とレベルの違いを見せ付けられる結果となりましたが、試合後、世界を知る先輩たちから、ファウルの基準や日本人だから通用することなど、貴重なアドバイスをもらいました。

　第1次強化合宿を通じて、金澤 篤志アドバイザリーコーチ（NBDL:パスラボ山形ワイヴァンズ）は｢とにかく選手間でコミュニケーションを取ること、自分たちで考えること｣を選手たちに伝え、本番の試合環境では、コーチがベンチに入れな状況の中で、自分たちでどう状況を打開していくか、そのためには、個々の選手がしっかりと声を出して意識の共有を図っていくことが重要だと説いていました。

　さらに、岡田 卓也アドバイザリーアシスタントコーチ（静岡ジムラッツ）は、昨年FIBA Asia 3×3選手権大会を経験している木下 真吾や平成26年度3×3日本代表候補の谷口 達朗選手に対して｢自分たちが試合を決めるぐらいの存在感示して欲しい｣や｢まだ最終派遣の4名が確定してるわけではないので、積極的に自分の持ち味をアピールして欲しい｣と檄を飛ばしていました。

　2014年9月19日(金)～21日(日)にブラジル・サルバドールで開催される「FISU World University Championships　/ 3×3 basketball」まで、あと1ヶ月余りとなりました。さらなる強化を進めるべく、第2次強化合宿は8月15日(金)～17日(日)に開催を予定しています。