「第2回FIBA 3×3男子世界選手権大会」は第2日目、初日に続き、予選ラウンドが繰り広げられました。 第1日目を終え、1勝2敗の3×3男子日本代表チームは、決勝ラウンド進出に向けて勝利をもぎ取るべく、スロベニア戦、中国戦に挑みました。しかし結果は2連敗を喫し、通算成績 1勝4敗の5位で、予選ラウンド敗退となりました。 つきましては、下記の通りお知らせいたします。
平成26年度3×3男子日本代表チーム 第2回FIBA 3×3男子世界選手権大会 試合結果
<予選ラウンド プールD>
6/6(金) 17:00(22:00)~ 日本 ● 14-18 ○ スロベニア
6/6(金) 19:20(24:20)~ 日本 ● 13-14 ○ 中国
※会場:Luzhniki Park(ルジニキパーク) ※時間は現地時間、( )内は日本時間
予選ラウンド 第4戦 日本 ● 14-18 ○ スロベニア
今大会に出場している4選手全員が世界ランキング5位以内にランクインしている強豪・スロベニアとの一戦。立ち上がり、日本は、世界ランキング1位で216cmのCRESNARをはじめ、207cmのKUNCと、高さで勝る相手に対し、あえてインサイドでダブルチーム、またペイントバックをせずに2Pシュートを与えないように守り、ロースコアな展開に持ち込む。オフェンスでは、スピードを生かしたプレイでミスマッチを作り、そこを起点に得点を挙げて、中盤までクロスゲームとなる。しかし終盤に差し掛かったところで、スロベニアはスクリーンプレイからノーマークを作り、2Pシュートで突き放しにかかる。その後、追いかける日本は、果敢にゴールに攻めてシュートを狙うが、時間は過ぎていきタイムアップ。14-18、日本は敗れ、決勝ラウンド進出に後がなくなった。だが、ここまでディフェンスが安定していなかっただけに、世界トップレベルのスロベニア相手に手応えを感じた一戦となった。
予選ラウンド 第5戦 日本 ● 13-14 ○ 中国
決勝ラウンド進出へ向け、勝利することが絶対条件となった中国戦。序盤から、互いに勝利への執念が見え、激しい攻防を繰り広げる。日本は、スロベニア戦同様にインサイドへの守りを強化し、2Pシュートを抑える戦術で臨むと、そのディフェンスシステムが功を奏し、ロースコアな展開に持ち込む。先制こそ中国に許すが、中盤以降、#47野元のドライブ突破から#91落合の得点で同点に追いつく。残り1分、日本は#7鈴木の2Pシュートで逆転に成功、2点差でリードするが、ここから中国のインサイド陣に3連続得点を許し、再逆転を許す。1点を追う日本は粘り強く食らいついていくが、シュートを決めきれず無念のタイムアップ。13-14、日本は惜敗し、決勝ラウンド進出を逃した。
連日、会場ではロシア在住する日本人の方々が応援に駆け付けてくれたほか、日本では時差の関係で遅い時間ではありながら、たくさんのご声援をいただきました。本当にありがとうございました。 3×3男子日本代表チームは、目標としていたベスト8進出にはなりませんでしたが、世界の強豪チームが揃うFIBA 3×3世界選手権を経験し、チームそして一人ひとりがレベルアップする場となり、課題だけではなく手応えを感じることも出来た大会となりました。この経験を次につなげられるよう、継続して3×3の強化と普及に取り組んでまいります。 3×3男子日本代表チームは、6月10日(火)の早朝に帰国します。