3×3男子U-24日本代表、4戦全敗で予選リーグ敗退。
ブラジル・サルバドールで開催されている『FISU World University Championships/3×3 Basketball』は、19日大会2日目のグループ予選が行われ、Pool-Aの3×3男子U-24日本代表チームは、アルゼンチンと対戦致しました。また、同日予定されたいた第4戦(vsブラジル2)は、湿度が高くコート上が滑りやすく、競技継続が不可能と判断され延期となり、本日(大会3日目)の午前に行われました。
第3戦 × 日本 18 vs 21 アルゼンチ ○
第4戦 × 日本 13 vs 22 ブラジル2 ○
この結果日本代表は、Pool-Aの5チーム中最下位が確定し、予選リーグでの敗退が確定致しました。
第3戦のアルゼンチン戦は、序盤、兼子選手がツーポイントを沈めると流れに乗った日本は5点をリードし前半の5分を終了。後半はお互いに湿度で滑りやすくなったコート上で、スリップして転倒するシーンが見受けられる中、アルゼンチは、アウトサイドからの攻撃に切り替え、それが功を奏す形で点差を縮める。グリップが効かなくなり、自分たちのスピードを封じられ上に、相手に点差を詰められたことでの焦りからか、ターンオーバーやオフェンスファウル、そしてファウルトラブルと自ら流れを渡してしまい、残り2分で18-16とついに逆転を許してしまう。負けられない日本は、アルゼンチもファウルー数が重なって来たところで、谷口選手が果敢にアタックを繰り返し、相手のファウルトラブルでフリースロー2本を得ることに成功。しかし、この2本がリングに嫌われると、その後立て続けに3点を奪われ21点のノックアウトで敗戦。 この時点で、Pool-Aの日本以外のチームは、既に予選リーグで1勝以上している上に、暫定3位のセルビア(1勝)と暫定4の中国1(1勝)の対戦が残っており、日本が仮に第4戦のブラジル2に勝利し、勝数で並んだ場合も直接対決で破れていることから、日本の予選リーグでの敗退が確定。
続く第4戦目のブラジル2戦は、予選敗退は確定したものの、切り替えて最後まで戦おうとアップコートに入ったところで、大会主催者よりコート上が湿気で滑り危険と判断が下され、翌日の10時に延期されることが決定。 明けて本日行われたブラジル2戦は、日本もブラジル到着後、テストゲームで一度対戦した相手ということで、#7の選手のツーポイントを警戒。また、3試合を通じてファウルトラブルに陥らないこと、ターンオーバーをしないことをチームとして共有試合に入る。しかし、ツーポイントでの失点やファールトラブルは抑えられたものの、序盤から地元の大歓声にも後押しされたブラジル2がインサイド制止、確実に得点を重ね完敗。
チームは明日、個人スキルコンテストに参加をし、現地時間の22日夜サルバドールを出発し、日本時間の24日夕方に帰国致します。早朝や深夜にも関わらず、日本からご声援頂きました皆様、本当にありがとうございました。